2023年のイベントは終了いたしました。たくさんのご来場、ありがとうございました。

出展ブランド

真田紐師 江南

ブース
No. 135

京真田紐製造 江南

真田紐師 江南(さなだひもし えなみ)は、室町・戦国時代に足利家の幕臣で最後の将軍 足利義昭公の奈良脱出などで活躍した甲賀の武将であった和田伊賀守惟政などを生んだ甲賀和田家の出身で、本能寺の変後、主家・佐々木六角氏を連れて京に出てより数えて十五代目になります。

今回は正絹の真田紐を中心にお持ちします。
真田紐は組紐の帯締めと違い、厚みが薄いので夏帯にお締め頂いても見た目が涼やかです。
二分紐、三分紐、四分紐の各帯締めや、たすき紐を始め、帯飾りや髪飾り、携帯のショルダー紐などを真田紐製造メーカーの目線で制作しています。

明治以降、機械化が進んだ真田紐ですが、草木で糸を染め手織りする技法で日本で唯一技術保存をしています。
茶道各流儀・各作家様の約束紐の製作や正倉院御物や重文に付随する真田紐の復元、大河ドラマや映画の技術指導や時代考証、茶道等の設えについての講演会、修学旅行や小グループの体験教室等も行っています。

真田紐とは、縦糸と横糸を使って機(ハタ)で織る織紐のことで、世界最小幅の織物と言われています。通常の倍以上の本数の縦糸と横糸を圧縮して織るため伸びにくく丈夫で主に実用的な用途に適しています。素材は大まかに分けて木綿と絹があり、織り方は一重に織ったものと袋織りと言って筒状で中が空洞になっているものがあります。真田紐は、古くは甲冑や刀剣の下げ緒に使い、茶道では作品の真贋証明等にも利用されてきました。

真田紐師 江南の「アタラシイ」一品

PRODUCTS

「草木染袋織真田紐 手織りの帯締め」
明治以降機械化が進んだ真田紐を、自ら糸を草木で染め、手織りした真田紐を世界で唯一、技術保存しております。今回、糸を選び、染め、織り、帯締めに仕立てました。