絹糸で作るアクセサリーと羽織紐
加賀ゆびぬき・手まり・絽刺し・日本刺繍の技法で、絹糸が美しい和装小物を製作しています。
飾りに入れるラメ糸は控えめながら絹糸にさらに光沢をもたらし、コーディネートの中でキラリと光ります。
また、個人的な「あったらいいな」から始まった羽織紐は、マグネットタイプで絹組紐やビーズでそれぞれ作っています。
和裁士の副業が本業より楽しくなり、日々製作しています。
加賀ゆびぬきや手まりは、着物を縫う糸と同じ糸を使用しています。細い絹糸は密になるとそれだけで光沢を生みますが、そこにラメ糸をアクセントに入れています。着物や帯、帯締に自然と馴染み、コーディネートをお楽しみいただけます。
ただゆびぬきも手まりも、本来の形そのままではなく、より使いやすい形にアレンジしています。会場でぜひお手に取ってご覧くださいませ。
真ん中の絹玉は、こちらも着物を仕立てる絹手縫い糸を使用しています。隙間なく巻いて光沢を出すとともに、中にマグネットを仕込んでいますので、着脱が簡単です。
紐の部分は京組紐を使用しています。
この組紐タイプの他に、ビーズでも羽織紐を作っており、こちらは男性用もご用意しております。
いずれも帯周りがスッキリするような、シンプルな羽織紐です。
お持ちの羽織に合う色を探してみてください。
「絽刺し」は1200年以上続く伝統技法ですが、聞いたことがない方も多いかもしれません。
絽の生地に太めの絹糸で直線的に全面を刺し埋める技法で、日本刺繍の一種です。江戸時代には宮中の手慰みとしても流行し「公家絽刺し」と言われたりもします。
このちょっと珍しい絽刺しの技法で帯留を作っています。
知る人ぞ知る技法なので、身につけていると着物談義が広がる楽しさもあります。
naofullyaの「アタラシイ」一品
PRODUCTSビーズのマグネット羽織紐に「アタラシイ」バージョンを作りました!
今回のきものサローネから従来の左右対称に加えて、アシンメトリーなタイプも登場します。
片側にバックルまたはハート型のマグネット金具を付けています。着脱も簡単です。
男性向けには少し太めのビーズで、銀古美風のバックルで作成しました。
ぜひ会場でアタラシイ羽織紐もご覧くださいませ。